あの空の彼方に

長い間封印していた想いが突然復活してしまった、、。消し忘れた想いについて、こっそり書き留めるブログです。

左京区桃栗坂上ル

左京区桃栗坂上ル
左京区桃栗坂上ル
小学館

先々週の事。まだ旦那と喧嘩するちょっと前。
旦那が「この本たぶん好きだと思うよ。」と言って、私に買ってきてくれた本。『左京区桃栗坂上ル』。

そのちょっと後に、旦那と大喧嘩、私がプチ家出、なんて事があったんだけど。

しばらくはその余波で、家で旦那が私と全く口聞いてくれなくて、家の中がし~んとして空気重かったんだけど。
PCとスマホやりすぎって言って旦那にキレられたので、ネットは封印して、静かに本を読むことにした。


で、ちょうど手元にあったこの『左京区桃栗坂上ル』を読んでみた。

もう、これが面白くて楽しくて。家のイヤな事を忘れられるくらいすごく楽しく読めた。
ついつい声出して笑っちゃったりして。
家の空気重いのに不気味だっただろうけど。でも楽しくて面白くて。
この本読んでいたら、ずいぶん気持ちが明るくなって、旦那のご機嫌取りに精出す事もできた。
夫婦仲がどうにか修復できたのもこの本のおかげだわ。


京都大学の理系学生のほのかな恋物語なんだけどね。
ほんのりほのぼのした恋愛ストーリーではあるけど、恋バナだけじゃなくて。理系学生の実態とか、京大の寮の話とか、京都の街の風景とか。いろんな事がいっぱい描かれてて、それがひとつひとつ私のツボで。


大学生のほのかな恋っていいよな。恋を恋と気づかない頃からのほんのりした想いって、本当にいいなあ。純粋で。
こんな若い頃に戻りたいよ、、。なんてしみじみ思った。


二十歳の頃に、彼とちゃんと再会できてたらな、、なんてね。そんな事も思ったりして。


それにしても、いろいろ言いたい事はあるんだけど、うちの旦那、私の本の趣味だけは本当によくわかってて。旦那の勧めてくれた本は、いつもどんぴしゃ私好み。
そこはすごいな、、って正直思う。


まあ、本当は、私にはこういう軽いラブコメみたいなのじゃなくて、ちゃんとした文学作品を読んでもらいたいみたいなんだけどね。
でも、最近はちょっとあきらめてくれたみたい。
私の好きな万城目学とか森見登美彦とか、海外ミステリとか、そういうのでいいから本を読んでくれてたらそれでいいみたいだ。


旦那の理想の奥さんは。優しくて、明るくて、従順で、愛情が深く、かつ賢くて仕事もできてお金もいっぱい稼いできてくれて、教養も高い奥さん、、らしいけど。
そんな人間いるかっつーの。
いてもあなたの奥さんにはならないね、、たぶん。


人生あきらめが肝心なのだ。