あの空の彼方に

長い間封印していた想いが突然復活してしまった、、。消し忘れた想いについて、こっそり書き留めるブログです。

鴨なんば

彼のお父様、入院されたみたいだし、どうしたかなあ、、って思ってた。


そうしたら、水曜日に、彼がメールをくれて。
水曜日は、早出して、早上がりのお仕事だったみたい。彼が駅で電車に乗る前に、まだ夜明け前の空の写真を撮って、送ってきてくれた。
夜明け前、だんだん明るくなってきている空と湖面。すごくきれいだなあ、、。


で、メールにはこんな事書いてくれてた。
「寒かった、って、僕が思うほど、寒うございました。冬至も近く、6時でも暗く、空には三日月が浮かんでいて、気分的に寒いですし、実際、素手だと痛くなるほどで。」


そりゃ、夜明け前。寒いよね。そんな寒い中、私の事を思い出して写真撮ってくれたんだな、、ってちょっと嬉しくなった。


彼のメールの続きには、お見舞いの事も書いてあった。


「今日、早上がりで、3時半ころには家に帰り着きましたので、親父の見舞いに、お袋と行ってきました。金曜日に、退院だそうで。術後の痛みはあっても、ヘルニアの痛みは感じないそうです。病室は9階。元気なら、見晴らしも佳いしなぁ、なんて思った次の瞬間には、あ、元気なら、ここには居らんな、と気づきました。


 見舞いの帰りに、お袋と、××そばに寄って、やや早めの夕食を摂りました。えぇ、五月に行った、あのK町の。ふふっ、あったぜ、鴨なんば。暖まります、ハイ。そばも鴨も、いいんですが、やはり、お出汁ですねぇ、美味いのは……。あ、やめて、モノ投げないで。」


あ、、××そば、行ったんだ。5月の逢瀬で一緒に行ったお蕎麦屋さん。


5月の逢瀬の前、彼はいろいろスケジュールを組んでコースも考えてくれたんだけど。その時に、彼から、お昼は何が良い?って聞かれて。
彼がいくつか出してくれた案の中から、私が、彼の好きなお蕎麦屋さんがいいなあって選んで。
その時に、「私、鴨大好きだから、もしあったら鴨なんば蕎麦食べたいなあ、、。」って言っていたのだ。


5月の逢瀬の時に、××そばに着いて、彼、真っ先にメニューを見てくれたんだけど、鴨なんばは冬季限定メニューで、5月にはもうやっていなかった。
「あ、鴨なんばやってないよ、、。ごめんね~!」って。謝ってくれたんだけど。
私的には、彼と食べられるなら、素うどんだってなんだって構わないのに、ちょっと気にしてくれてたみたい。


昨日、そのお店にお母様と一緒に行って、私の事や五月の逢瀬の事を思い出しながら鴨なんばを食べてくれたんだあ、、。
そう思ったらなんだかとっても嬉しくて。


鴨なんばを、私の事思い出しつつ食べてくれたのなら、喜びこそすれ、モノなんか投げません!ってば。笑


でもなあ、、いつか一緒に食べたいなあ、、鴨なんば。
彼と逢えるのって、早くても5月。もしかしたら8月だけかもしれないし。
どっちにしろ、初夏か夏。


いつか鴨なんばを食べられる時期に、何か理由を付けて帰省して。彼にも逢いに行ければいいのにな。なかなか難しいなあ。


ちなみに。
私が今住んでいる街では、鴨なんばん蕎麦って言う。全国的にはこっちが一般的かな。でも彼の住む街や、私の実家方面では、鴨なんばって言う。“ん”がつかない。
そういう事でも、なんとなく彼との物理的な距離を感じてしまうな。


距離は遠いけれど、気持ちの距離は、ちょっとずつでも近づけられたら良いなあ。


鴨なんばは一緒に食べられないけど。私もこっちで鴨南蛮そばでも食べようかな。すごく食べたくなっちゃったよ。