あの空の彼方に

長い間封印していた想いが突然復活してしまった、、。消し忘れた想いについて、こっそり書き留めるブログです。(逢瀬記録などは、一定期間後随時非公開にしますのでご了承ください。)

大人の恋

長らく無沙汰してしまいました。私は元気です。皆さんもお元気でしょうか?
なんだかんだ忙しいのと、特別書く事も無く、、そのまま2025年を迎えてしまいました。今さらですが、今年もよろしくお願いします。


彼とは8月に逢ったきり、その後は逢えていない。1年に3回くらいは逢えるといいなあ、、と思っているけど、去年は2月と5月と8月の3回、逢えたから良いかな。
今年も、一応2月の後半には逢えそうなので、今から楽しみ。雪が降りませんように。


私は、イギリスのミステリードラマが大好き。特に『主任警部モース』は本当に大好きで、原作本は全部読んだし、ドラマシリーズも全部見て、何度も見た。最終話は、原作を読んだ時もぼろ泣きしたし、ドラマも、何度見ても泣いてしまうくらいはまっていた。
『主任警部モース』は、イギリス本国でも人気だったみたいで、モースシリーズが終わった後に、モースの部下で相棒だったルイスを主役とした、『オックスフォードミステリー・ルイス』もシーズン9まで放送されたし、若い頃のモースを主人公として復活させた『刑事モース・オックスフォード事件簿』も2023年のシーズン9まで放送されていた。


今、日本ではちょうどBS11で『オックスフォードミステリー・ルイス』をやっていて、それを見返してるんだけど、今さらながら、ルイス、良いなあ、、って思う。
そして、今さらながら思うのは、イギリスのドラマって、大人の恋をちゃんと描いてるなあ、、ということ。


ルイスは奥さんをひき逃げで失っていて。その犯人捜しをしていて、ある時ようやく犯人を見つけて逮捕できたんだけど。ずっと奥さんの死をひきずったままだった。
でもシーズン7で、ようやく新しい人生を歩む気持ちになれたみたいで。それまでお互いに意識し合っていた監察医のローラにようやく愛を告白する。
シーズン7の中で、パブで打ち上げしているルイスのところに走ってきたローラがいきなりルイスにキスするシーンがすごく良かった。「私、ずっとこうしたかったの。」って。ルイスがローラを抱きしめて、その後また熱いキスシーンになったんだけど。
ルイスはもう引退直前で60歳近い感じ?ローラも50代くらいで、ふたりともそれなりに年を重ねてる。イギリスの俳優さんだから?あまりアンチエイジングもしてない感じで、結構しわもあったりして、本当に大人というか、高齢者同士の恋という感じ。それがとても素敵に描かれていて、良いなあ、、、としみじみ思った。


若い頃の私だったら、ちょっと引いてたかも。
でも、今、自分もいい年になって、こういうラブシーンを見るとなんだか勇気がもらえる感じがした。日本だったら、だいたいこんな熱いラブシーンは若い人だけだよね。
60歳近いカップルの熱いラブシーンを、きれいに素敵に、そして自然に描いてくれてるのが良いなあ、、と思った。
大人の国だしね。大人の恋を普通に描いてくれてるのが良いなあ。
シーズン7の中で、ルイスがまずローラの手を握って。その後手をつないで歩いて。そこから、愛を告白して。ラストにキスシーン。
その、だんだん距離をつめてく感じがドキドキしてすごく良かった。


私の場合は、もうすっかり枯れてるし。彼とはただの茶飲み友達なんだけど。
イギリスの、リタイヤも近い高齢な二人の恋の、すごく自然な形を見せてもらってすごく勇気がもらえた。


年がいくつになっても。誰かを好き、と思う気持ちは、それだけで元気をくれるしほんのり暖かい気持ちになれるなあ、、って思う。
ただそれだけで、ちょっとだけ幸せだ。

猛暑日の逢瀬

8月のある日。いつも通り、早朝の特急電車から乗り継いで、彼の地元のローカル線の駅、O駅にやってきた私。
実はその前日、九州地方で大きな地震があり、南海トラフ地震臨時情報が出て特急電車も遅れが出ていた。
「また去年みたいに彼に会う時間が遅くなっちゃう。」とちょっとイライラしていたんだけど、遅れはそこまで大きくなく。無事に彼に会う事ができた。
お天気は快晴。太陽がギラギラ。猛暑日!
そんな中、彼は車で迎えに来てくれて、駅で待っていてくれた。
いつも通り、彼の車に乗り込んで、ドライブスタート。
こうやって一緒にふたりで車に乗って、窓の外の景色を眺めながらのおしゃべりタイムは本当に最高だ。

彼とドライブの途中、私が寄りたいと言っていたパン屋さんに寄ってくれた。
実家に帰って母と食べる食パンを買ったり、彼にお土産に持ち帰ってもらうパンを買ったりした。
そこからまたゆっくりドライブ。このまま一緒に遠くに行きたいね~。なんて。そんな事できるわけないんだけど。
彼も、「○○県まで行こうか??」なあんてノリノリで言ってくれた。無理なのにね。

ランチには、私が「行きたい!」って言ったお店に連れてきてくれた。

猛暑日なので、外のテラス席にはとても行けないけど、すご~く良い眺め。まるでリゾート地に来たみたいな眺めにすごくテンションがあがった。お店には看板ワンちゃんがいて、のんびり座ってお客を眺めてくれる、その姿も可愛くて癒される~。

ランチはふたりともタンドリーチキンをチョイスした。これがとっても美味しかった。

そして食後にチャイを飲んでまったり。
私は真夏でも、基本的に飲み物は温かいものをチョイスする。この日もホットチャイを選んだ。彼も一緒だったのでちょっとなんだか嬉しかった。
一緒にタンドリーチキンとチャイを楽しんで、窓辺の景色も楽しんだ。
それだけで本当に幸せいっぱいな気持ちになった。


2人でドライブして、私の好きな場所に連れて行ってもらい、リゾート地みたいな景色を一緒に楽しんで、おしゃべりしながら美味しいものを一緒に食べる。
もうそれだけで本当にただただ幸せだ。


この夏もこんな時間を持てた事を神様に感謝したい。


私が「行きたい!」っていう望みを叶えてくれた彼にも本当に感謝している。
また帰りは、私の実家寄りの駅まで送ってくれた。


「夏休み!」という雰囲気を満喫できた。のんびり田舎の風景も、水辺のリゾート風景も、楽しむ事ができた。そして、彼との他愛ないおしゃべりは、いろんな心の疲れをほぐしてくれた。言葉のひとつひとつを宝物みたいに感じる事ができた。


今年の夏の最高に幸せだった思い出。
やっぱり日記に書いておけてよかった。


また来年もこんな夏の一日を過ごすことができますように。

8月の記録


気がついたらとっくに、9月も下旬になってしまった!まだまだ夏のような青空だけど、風はちょっとずつ秋を感じるようになってきた。


逢瀬の記録も書かないうちに、8月があっという間に過ぎ、9月の前半もどんどん過ぎてしまった。
ブログを書いて、誰かに読んでいただくほどの内容もないしなあ、、と思って、ブログの更新をちょっと躊躇していた。
私と彼との関係って、本当にただの友人関係だし、とても婚外恋愛とは呼べないなあと思う。
年を重ねて、お互いに年取ってきてるから、ますますそんな感じ。


再会して、年に数回デートするようになったのが、8年前。思えばその頃はもうちょっと危うい雰囲気もあったかも、、。
でも、だんだん年を重ねるうちに、すっかり年寄りの茶飲み友達って感じになっちゃったなあ。笑


再会すぐの頃にもうちょっと距離を縮めておけば、もうちょっと違ったかも?いや、距離を縮めようとして、彼に思いっきり釘を刺されて距離をおかれたんでした、、。忘れてた。


それでもまあ、細々ながらこうやって年に数回は2人で会えているし。そんなに頻繁じゃないけど、一応メールのやりとりもしている。
ただの友人、という感じではないよね。と何度も自問自答する私だ。笑


それに。もう今は、ただ「好き」というだけで満足している。心の中に「好き」という気持ちがある事。会えば今もすごくドキドキするし、気持ちがときめいてしまう。たとえ私の方だけでも、そんな気持ちがあるだけで十分かな。
好きな人に、年に数回でも会える、、というだけで十分幸せなのかも。それ以上の贅沢を言っちゃいけないね。


逢瀬の記録をここに残しておくと、(記事を下げたとしても)あとで読み返して思い出してしみじみする事ができるから、自分用の記録として、やっぱり今さらだけど、記事をアップしておきますね。次の日記でサラッと逢瀬記録、あげておきます。