あの空の彼方に

長い間封印していた想いが突然復活してしまった、、。消し忘れた想いについて、こっそり書き留めるブログです。(逢瀬記録などは、一定期間後随時非公開にしますのでご了承ください。)

お盆過ぎの逢瀬⑤エピローグ

今回、彼からもお土産をいただいた。
彼地方の美味しいおかきを数袋。結構たくさん。こんなに食べちゃったらますますデブるやん、、と思った。笑。
彼の一押しの、ゴボウ味のおかきを食べてみたら、確かにめっちゃ美味しい!これはあかんやつ。
止められない止まらない、、ってやつですね。
ゴボウの香りがして、しかも少しスパイシー。そして、食感はふわっと軽い。あっという間に一袋食べちゃった。この調子だとヤバいので、とりあえず、残りの袋は、しばらく眺めて過ごす事にした。お友達とのランチタイムにわけっこして食べようかな。


そして、それとは別にお母様からカード付きの手袋をいただいた。

自転車の時にでも使ってくださいって、、いや、こんなエレガントな手袋、自転車の時には使えませんから。笑。
お母様のきれいな文字。さすが、彼のお母様と思った。
「いつもご親切に感謝しています」って書いてくださっていたけど。いえ、別に親切じゃないんです。好きなんです。とか思ってしまった。


よその奥さんである私が、息子のところに遊びに来る事をお母様はどう思ってるんだろう。でもまあ、年も年だし、お友達としては認めてくださっているのかな。
まあ、普通に考えると色恋沙汰の年じゃないからね。私の気持ちは年甲斐もなく恋だけれど。でも、一応気持ちだけだし。言葉には出さないし。普通のお友達と思ってるよね。お母様も、彼も。
それでも、こうやって逢って、話して、一緒に笑って。それだけで十分だよね。と自分に言い聞かせてる。


実家に着いて、母の事、そして義父の事、あれこれいろんな事をやって、ちょっとくたびれたなあ、、って思っていた時に。彼からこんなメールをもらった。


「週末、里帰りに親御さんのお世話、無理せんようにね。人間、何でもはできないし、できることだって完璧にはできないものですよ。あれも、これも、どこまでも、……、そんなん無理やん。それに、多分、どんなに頑張っても、頑張れても、何かし残したことを思いついちゃうものですし。」って。
そんな彼の言葉がものすごく心にしみた。


急にガタガタと認知症が進んでしまった義父の家を片付けに行き。入院中の義父に会いに行って、「こんな風になってしまう前にもうちょっと私に何かできた事がなかったかな。ひとり暮らしでしっかりしていた義父だから、ついついほったからしにしてしまっていたかな。私、母の事で大変だったからなあ、、でももうちょっと見てあげたらよかったのかも。」なんてクヨクヨしていたので。
彼の言葉に救われた。


そうだよね。やるだけやっても、どんなに頑張っていたとしても、後悔がないなんて事はない。きっと。何かし残した事は、どうしてもある、、よね。人間だもの。仕方ないよね。


彼の優しい言葉に涙した。


この夏も無事に彼に逢えて、彼の心に触れられてよかった。また来年も、どうか彼に逢えますように。元気で笑顔で逢えますように。


だらだら長い逢瀬の記録、読んでくださってありがとうございました。