あの空の彼方に

長い間封印していた想いが突然復活してしまった、、。消し忘れた想いについて、こっそり書き留めるブログです。(逢瀬記録などは、一定期間後随時非公開にしますのでご了承ください。)

心友で特別な存在

ソメイヨシノはとっくに散ってしまったけれど、八重桜が美しいこの頃。桜っていろんな種類があって楽しいなあ、、と。毎日眺めながら出勤している。
少し前の、彼との逢瀬の事をかみしめつつ、もらったCDを聴いて心を落ち着ける毎日。
やっぱり音楽って良いなあ。


彼との逢瀬の翌週。
高校卒業生グループのイベントが私の住む街であり。豆大福君や、他の友人達とも一緒にイベントに参加した。
ちょうど、仲良しだった男子の友人や、ちょっと良いなあと思っていた懐かしい男子の同級生にも再会して。おしゃべりもすごく楽しかった。
ただ、イベントの打ち上げにも誘ってもらったけど、ちょっと早く帰りたくて、打ち上げはパスしてさっさと帰宅した。


その時、すごく思ったんだけど。
やっぱり彼はただの友人じゃないなあ、、って。
今さらながらそんな事をしみじみ感じた。
同級生は、たとえ男友達でもいろいろ話せるし、気の置けない楽しい友人と思うけど。


でもやっぱり距離感が全然違うね。当たり前か。


彼と再会したのは7年前の夏。その頃は、もしかしたら、普通の男友達とたいして距離感が変わらなかったかも。
でも、そこから何度も逢って、いっぱいメールをやりとりして。
お互い父を亡くしたり、彼は病気をして手術したり。
いろんな事があって、それを乗り越えていく中で、ちょっとはふたりの絆が強くなったかもしれない。


今回すごくそう思った。


私たちの関係を表す言葉は、やっぱり「心友」。友達関係だと思う。キスもしたことないし、恋愛関係とは言えない、そんな艶っぽい事は何もない関係。
だけど、彼はやっぱり「友達」ではないなあ、、。
彼は彼だ。
私にとって、かけがえのない人だ。たとえ恋人でなくても。彼は彼で、なにものにも代えがたい存在たと思う。


懐かしい、別の同級生と集まったりおしゃべりしてみて。あらためてそんな事感じた。

春の足音

骨折してから6週間ほど経った。ある程度、日常生活のいろんな事ができるようになったものの、まだいろいろできない事も多い。もうちょっと我慢しなくちゃ、、と思うものの、ついつい焦っては、落ち込んでしまう今日この頃。
とはいえ、今月末には彼に逢えるはず!そう思ってなんとか前向きに頑張っている。
家の近所の河津桜ももうピークを越えて、もうしばらくしたらソメイヨシノも咲きそうな勢いだ。もうすぐ春がやってくるなあ。


彼にこんなメールを書いた。
「笑瓶さんの訃報にちょっとショックを受けてます。
私が死ぬ時は、病気より事故かも、、と最近思ったりします。ほんとう、気をつけよう、、。。」
あんまり病気にならないし、持病もない私。身体はまあまあ丈夫で元気かも、と思っていたけど、この頃自分に自信が持てない。もしかして、怪我したりして死んじゃうかも??なんて弱気になっていたので、彼にそんな事をメールしてみた。


彼からは、こんなお返事があった。
「ホンマ、気を付けてね。「事故る、事故る」とか思うてたら、ホンマに事故ることあるから。「フラグ立てんな」ゆうやっちゃね。ゲン担ぎやけど、案外、馬鹿ならん思うで。なんせ、人間、思うてると、やってまう、やらかしてまうもんやて、僕は思うてます。」


、、彼、私の事一応心配してくれてるっぽいね。「事故るかも?」なんてめったなことを言うもんじゃないよ、と諭してくれた。
確かに言霊ってあるものね。気をつけよう。縁起でも無いこと言うのはやめておこう。


以前、だいぶん前に、ブログに「豆大福君」の事を書いた事があるけど、覚えてくださってる人、いるかな?
高校の同級生だった豆大福君は、たまに私の大好物の豆大福を買って、私に連絡してくれる。「豆大福いる?駅まで持って行くよ~。」と、私の通勤途中の駅まで持ってきてくれたりする、親切な友人。
まあ、適度な距離感のお友達なんだけど。この頃妙にテンションが高い。ものすご~く長いメッセージをすごい頻度で送ってきて、飲みに誘ってくれたり、一緒に帰省しないか?って誘ってくれたり。
正直、ちょっとそのテンションについていけないし、やや迷惑。
断るのも面倒くさいな、、と思いつつ、一応丁寧に返事を書いてお断りしている。
さすがに私が骨折した時は、「しばらくリアルで会うのは無理だね。どうかくれぐれもお大事に。」と気遣ってくれたけど。
最近また時々連絡がくる。
「一緒に帰省しない?」とか。
いやいや、帰省は私にとってめちゃめちゃ大事な時間だから一緒に行くわけないだろ、、、と思いつつ、丁重にお断りした。


別に、お友達以上の気持ちはないんだろうと思うし、リタイヤして再雇用で働く身分になって、何かと寂しいのかな?と思ったりもするけど。でもちょっとだけ迷惑でもある。


ただ、そうやって豆大福君のメールに返事してる時に。
「彼も、私に対してこんな気持ちになってないよね??しつこいとか思われてないよね??お友達だからなるべく大事にしなくちゃ、と思って、断りづらいから会ってくれるわけじゃないよね??」とか。だんだんネガティブモードになってしまった。


まあでも。
私が豆大福君のお誘いを断れるように。彼だって私のお誘い、嫌なら断れるんだから。来てくれるって事は迷惑してないって事だよね。


だんだん年取ってくると、さびしんぼうな人が増えてくるのかな。
SNSとかでマメに交流するのは全然嫌じゃないんだけど。彼以外の男子と、個人的に時間を作って会うのはちょっとしんどいなあ。だんだん、そういうのが面倒くさくなってきちゃった。
女子力低下?するかもだけど。もう、自分の残された時間は、できるだけ自分の好きなように使いたい。


彼からは、「○日、○曜日ですね。空けときます。」と、確約メールをもらった。
それまで、リハビリ頑張って、元気出そうっと。

年のせい?

絶賛骨折治療中の私。毎日リハビリも頑張っている。


でもでも、、この前、整形外科の先生にショックな事を言われてしまった。
一緒にレントゲン写真を確認していた、先生がひとこと。
「う~ん。骨の生育がイマイチだなあ、、。なかなかくっつかないなあ、、。」って。
が~ん。
栄養指導に従って、豆腐も毎日食べてるし、牛乳も飲んで、魚も食べてる。サバ缶も。そして、カルシウム錠もビタミンDも摂取してるのに。なぜ??


結局、骨粗鬆症の検査を、機械と血液検査で行う事になった。なんでも、骨って新陳代謝のために、骨を生成する細胞と骨を破壊する細胞があるらしいんだけど。もしかしたらその、骨を破壊する細胞が活性化してしまっているのではないか、、と。まあ血液検査の結果を見ないとわからないんだけどね。まだ。
今はその細胞の活性化を抑える薬もあるらしいんだけど。それにしてもショックで、、。
まだまだ骨折の全快には時間がかかりそう。本当にショックだ。


ショックで凹んじゃったので、彼にメールした。


「今日ね、整形外科に行ってきました。あの情けない骨折からもうすぐ1ヶ月。そろそろ骨もだいぶん育ってきたかなあ、、って思ってたんですが。
今日、レントゲン写真をアップにして見せてくれて、お医者様が説明してくださったんですけど、骨の生育がイマイチだそうで、、。ショック、、。


カルシウムのために牛乳を飲んでお豆腐を毎日食べて鯖缶食べたりいろいろ気をつけてるし、カルシウム錠剤も飲んでるの。適度に毎日外歩きもして、運動不足にならないように気をつけてるし、、それなのに。


それでね、今日、お医者様が、「健康保険で骨粗鬆症の検査しましょう!」って言うので、検査してきました。機械と、あと血液検査。
結果は来週わかるんですけど、やっぱり骨粗鬆症なんだろうなあ、、凹む。 」


そう愚痴ったら、彼からはわりとすぐに返信があった。


「 イマイチって、全く育ってないわけじゃないんだから何とかなるって考えましょうよ、その辺は。
なるようにしかならないってばその通りですけど、齢もとったんだし、辛抱強くならなくちゃ。
……、堪え性無しの僕が言うても説得力ゼロやね。


 まぁ、我々の世代は、カルシウム、足りてないんじゃないですかね、親の世代に比べると。
親の世代だと、日常的に小魚食べるのなんて、ごく当たり前でしたでしょう?
我々ときたら、小骨がどうだの、固いだの苦いだのって、好き嫌いが激しくてね。」


そ、それはそうだったかも。うちの母は、全然骨粗鬆症じゃない。魚の骨までぼりぼり食べちゃう人だったから?
母は大丈夫なのに、どうして私は、、と思うとますます凹むけど仕方ないね。


まあ、しょうがない。
彼の言うとおり、辛抱強く頑張るしかないよね。
今回の検査結果で、もし骨の破壊細胞が原因だったら、それに対処する薬もあるわけだし。(副作用はあるみたいだけど、、。)


齢もとったんだし、、なんて余計な事言ってくれるけど。まあでも、彼にしたら、すぐ返事くれて、励ましてくれてるんだから、良しとしよう。


彼は彼で、血圧が急に下がっちゃって、めまいがしたり、いろいろ不安な事もあるみたいだけど。本当、私たちって、おじいちゃんとおばあちゃんだから、ついつい健康不安の事ばっかりネタにしてるわ。困ったものね。
もっと元気に前向きに楽しい事考えなくちゃ、、だね。笑