あの空の彼方に

長い間封印していた想いが突然復活してしまった、、。消し忘れた想いについて、こっそり書き留めるブログです。

縁側の茶飲み友達

彼とのメールのやりとり。意外と順調です。


10月に入ったら、予想通り、彼が忙しくなっちゃって。
でも、週末にはちゃんとメールをくれる。
この前の週末は、金曜の夜にメールくれて、「なんて返事しようかな?旦那が周りをうろうろしてるからメール書きにくいし、返事は日曜でいいか、、。」って思ってたら。
土曜日にもまた長いメールをくれたんでちょっとビックリ。
ま、私も平日に、4通くらいメールしたんだけどね。
お互い自分の書ける時にメール、つらつらと書いて、交換するって感じ。お互いのペースで無理なくやりとりできてるし、彼のメールが長くていっぱい書いてくれてるのがすっごく嬉しくて。


嬉しいのは嬉しいんだけどね、、ただ、私たちのメールの中身って、本当に甘さのかけらもないなあ、、って読み返してちょっと笑っちゃった。


私も、あんまり好き好きオーラを出しちゃうと、彼にストップかけられちゃうから。この頃はもう好き要素を抜いて、完全お友達モードのメールを書いてる。
で、彼はもともと私宛のメール、甘い言葉の欠片もないし。笑


今週の主なやり取り。
私が、義父から送られてきた山盛りの栗の皮むきに四苦八苦してるよ~って書いたら。


彼のお返事。
「栗の鬼皮と渋皮が、恨めしいって、よく解りますけど、同じような話が、今昔物語だっけに、あったような気がします。確か、ご婦人が、熱心に、観音様だったかな、にお祈りしてるのを見て、よほど信心深いのかと思って、話を聞いてみたところ、何だったか、大好きな果物に種があるのが嫌で、種を無くしてくださいと、お願いしてるんですよって言われたとかいう。」
今昔物語の時代から、果物の皮とか種とか、なんとかならないかなあ、、って人間は思ってきたわけね。

彼のお返事の続き。
「家にも、親父の友人から、立派な栗が届きましてね。う~ん、自分じゃ買えんなぁ、とか言いながら、親父が皮を剥きました。栗の皮剥き用の鋏ってあるんですね。何時、そんなの買ったんだろう? で、専用の鋏ったって、簡単、綺麗に剥けるってものじゃなくて、それなりに苦戦しますし、疲れます。お袋が、代わろうか? って訊くと、お袋にやらせると怪我しかねんってんで、親父が、ガリガリと剥き続けました。包丁でやるよりは、安全そうで、楽そうでしたよ。栗ご飯だとか、マロングラッセだとか、聞こえてきましたけど、親父の、さり気ない、しかし、強いリクエストで、一部、正月用に甘露煮にするのは、決まりだそうで。」
栗の皮むき専用の鋏かあ、、有るのは知ってるけど、なかなか買うには踏み切れないのよね。自分で栗を買う気はないから、この先使うかどうかもわかんないしなあ。
それにしても、彼の家はお父様が栗の皮むくんだ。マメなお父さん、、。


なんてね。ほんと、主婦の四方山話みたいになってるし。笑。


その他の話題と言えば、ガン検診の話で。
私が、この前乳がん検診に行って、「あれ、男の人にはわからないでしょうけど、すっごく痛いのよ~。まあ子宮体ガンの検査に比べればずっとマシだけど、でもやっぱりイヤ。」なんて書いたの。
そしたら、その返事。

「家では、親父は、腎臓と前立腺で、お袋は、大腸で、癌、やりましてね。お袋曰く、「大腸癌にならないように、食事だの何だので、頑張ったけど、結局、なる時は、なるって解った。もう、気にせずに、好きなもの、食べることにする」だそうです。無闇にリスクをとることは無いとは思いますが、普通に生活して、検診だけは、サボらず受ける、ってのがいいのかもしれません、精神衛生的に。その検診が、痛かったり辛かったりすることもあるわけですけど、年齢リスクってことで、これは、受け入れる方向で、考えるつもりです。「一病息災」なんて、言う人もいますね。一病あるから、医者にはかかる。でも、お陰で、息災でいられる、なんて、ある意味、理想的です。まぁ、その一病が、癌とか脳梗塞とか糖尿病だったりすると、堪ったものじゃありませんが。あ、その場合は、息災にはならんのか……。
 ご婦人方の辛さは、僕達、おっさん連中には解りませんし、まぁ、その逆だって、無いわけでもないでしょう。皆で、辛いよ、痛いよ、って言ってたら、少しはマシにしようって頑張ってくれる人たちも居ようってもんです。技術の進歩も、ニーズがあれば、また、そのニーズが切実なら、多少なりとも、早くなるでしょう。出来ることなら、その恩恵に与りたいものです。」


彼のメールは、本当に何度も読み返したくなるくらい大好きで。ひとつひとつの言葉が宝物なんだけど。
それにしても、私たちのメールの中身って、、年寄りが縁側でお茶飲みながらやってる病気自慢みたいになってきてるなあ、、って。笑


乳がん検診とか子宮ガン検診の話って、恋人にする話か?私、、と。自分にちょっとツッコミをいれつつ。
大腸ガンの便潜血検査の話までしてましたから。私たちって。


まあでも、それでも良いの。
彼が私の事を思って、長い文章を書いてくれる。
それだけで十分ありがたい。


去年彼に逢えたのは1回。今年は2回。2年間で3回しか逢えてない。
この先ますます私も彼も年を取っていく。

もう恋愛関係とか無理かもなあ、、、って。最近しみじみ思ってしまう。
(すでに肉体関係はほぼあきらめてますけどね。せめてプラトニックな愛はなんとかならないかな?とまだ望んでる。)

あきらめたら負け。あきらめたらそこで終わり、、って思うから。
私が彼を好きな気持ちはずっと持ち続けていようと思うし。なんとか1年にせめて2回は逢って、彼に気持ちをそれとなく伝え続けようと思ってる。


夏にドライブしていた時。
私がじ~っと彼の横顔を見てた時は、ずっと前を見てたくせに。私が前を見たら、時々チラチラ私の顔を見てたんだよね。彼。
その視線を感じて、逆に自分が固まっちゃって。ドキドキしちゃってたんだけど。


いったい何歳なんだよ、、私たち。笑


話題は爺婆なのに、そういうドキドキするところだけは、なんだか高校生に戻っちゃってるんだよね。


まだあと1~2年は、なんとか恋を語れるチャンスがまだある??かも??
あきらめずに頑張ろうっと。笑


でもね。ま、縁側の茶飲み友達でも良いか~。とも。ちょっと思ってる。
そうやって、この先ずっと、何十年も、死ぬまで仲良しのお友達でいられたら。それはそれで、生きがいになるかもね。なんてね。
ま、そんな境地です。