あの空の彼方に

長い間封印していた想いが突然復活してしまった、、。消し忘れた想いについて、こっそり書き留めるブログです。

夜は短し歩けよ乙女

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
角川グループパブリッシング

この前、新聞を整理していたら、ちょっと面白い記事を見つけて。
読書好きの女の子の話だったんだけど。
記事の趣旨はちょっと忘れちゃったのに、すごく印象に残ったのが、中学時代のエピソード。
気になる男の子と、図書館の本についていろいろ話して親しくなって。
その後、男の子が貸してくれた本にしおりがはさまれてて、そこにメアドが書いてあった。女の子は、どうしていいかわからなくて、とりあえずアドレスは登録したけど、メールは送れなくて。
その後、男の子からこの『夜は短し歩けよ乙女』をプレゼントされて。それが事実上の告白だった、、っていう話なんだけど。


なんかそういうの、良いなあ、、そんな感じ、懐かしいなあ、、って。新聞の整理をしながら、なんだか胸の奥がキュンキュンしてしまった。


私もこの『夜は短し歩けよ乙女』が大好きで。買って読んだ後も、何度も読み返した。
ファンタジーなんだけど、ほんのりした恋物語でもあり。京都の街ならこういうのもありかな、、って思わせてくれる素敵な話。森見登美彦の文体もなんだか良いんだよね。


大学生の話なんだけど、中学生が恋の告白代わりに使いたくなるのもわかる。
本棚の奥から出してきて、もう一度読み返そうかな。


森見登美彦って京都を舞台にしたお話しが多くて。モリミーの作品を読むとなんだか心の奥がほっこりする。アニメ化もされてる、あの狸の話『有頂天家族』もすごく笑えて楽しいし。祇園祭を描いた『宵山万華鏡』も大好き。『太陽の塔』はちょっとオタク系っぽすぎて、好き嫌い分かれるかも?だけど、私は結構好みだったな。ってか、モリミーの書くものってだいたいなんでも大好き。

そして、モリミーの本を読むと、それだけで京都にものすご~く行きたくなるんだよね。京都の街、のんびり歩きたいな。糺の森あたり、、。


高校時代、彼と好きな本の話するのはとても楽しかったなあ。
彼は、その頃漢詩が好きだったから。彼に教えてもらった漢詩を一生懸命暗唱したんだった。彼が読んだっていう本を後追いで読んだりして。


なんだか、そんな昔の、胸の奥がじんわり暖かくなるような光景を、ちょっと思い出しちゃった。


高校生の時は、本当に楽しかったな。
ただ一緒に帰るだけで、その時間がキラキラ輝いてる気がした。
何度か家のすぐそばまで彼に送ってもらった時の、あのドキドキした気持ち。今でもその時の気持ちを思いだしてかみしめたりする。


大人はいろいろややこしいよね。
高校生の頃に戻れたらなあ、、。