春の兆し
この前の彼のメールがあまりに暗かったので。なんて言葉をかけたら良いのかすごく悩んだ。でも、何か言葉をかけたいなあ、、と思って。
彼の好きなご飯を思い出して、「こんなもの食べたら?」とか「食事はちゃんととってね。」というようなメールを送った。
そうしたら、彼からの返信があった。
仕事もちゃんとやってるよ、、みたいな内容も書かれていて。それから、こんな風に書いてくれてた。
まだ、親父のいない生活には慣れません。
逝き方が、あまりにあっさり過ぎて、お袋も、気持ちの整理が付き難いようです。
○日のミサが、僕も含めて、一つの区切りになってくれないか、と思っています。
無論、そう簡単なことではないでしょうが、きっかけくらいにはならないかなって。
実は、ここ数年、飯炊き係を親父が勤めてたんですよ。
特に、去年、××ファームさんのミルキークイーンを取り寄せるようになってから、親父が凝り始めましてね。
いえ、炊飯器ですよ、勿論。ですから、米と水の割合ですね。
二、三日前、そのレシピ(?)を発見しまして、今日、いや、昨日か、
久しぶりに、美味い米にありつけました。ちょっとの違いなんですがね。
そうでなくても、ミルキークイーン、美味いですけど。
てなわけで、お袋も僕も、食事が喉を通らないなんてこともなく。
酒量は減りましたが。ワイン1本が、3日あるんですよ。
……、もう少し、かかりそうです。
私が「ご飯ちゃんと食べてるのかな?」とすごく心配していたのが、きっと伝わったんだろうなあ。ちゃんと食べてるよ、、って。私の気持ちを少し汲んでくれたみたい。
メールの内容も、ちょっとだけど、前のトーンに戻ってきていて。
あ、だんだん、少し普通に戻りつつある?と思って。すごく嬉しかった。
本人も書いてるように、もう少しかかるんだろうけど。
でも、ちょっとは前向きになってくれたかな、、。
もうすぐ立春。春ももうそこまで。
少しずつ彼の心に光りが差してきますように、、。
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