あの空の彼方に

長い間封印していた想いが突然復活してしまった、、。消し忘れた想いについて、こっそり書き留めるブログです。(逢瀬記録などは、一定期間後随時非公開にしますのでご了承ください。)

千億の星に

「君が行く 新たな道を照らすよう 千億の星に頼んでおいた」


今やっている朝ドラ『舞いあがれ!』は、ものすご~く好きというほどでもないけれど、わりと毎朝見ている。何かをしながら見てるので、ちょっと上の空の時もあり。
気になった時は、NHKプラスで見直したりもしている。


今週、主人公の舞ちゃんと、幼なじみでお隣さんで、ずっと仲良しだった貴司君とが、ようやくうまくいった??な感じになった。


なんかこの2人を見てて、じれったいと思いつつも。


なんだかでも、2人の気持ちがものすごくわかるような気もした。
せっかく幼なじみで心友で、何でも話せる2人だったので。


時々、「私たち、良い友達だよね。」って確認するような言葉を舞ちゃんも言ってたんだけど。
でも、本当は恐かったんだよね。
心の中の好きな気持ちをぶつけて、うまくいかなかった時に、今までの心友関係も壊してしまう事が。
たまさかうまく行ったとしても、その後、かえって2人の関係が壊れやすくなってしまう事だってある。
心友関係ならずっと続けられるかも、、なんてね。
きっと思ってたのかなあ、、。
と、今週はやたら朝ドラに見入ってしまった私です。


「君が行く 新たな道を照らすよう 千億の星に頼んでおいた」は、貴司君が、舞ちゃんに送った歌。パイロットの道を諦めて、町工場を継ぐことを決めた頃に、貴司君が送った歌だった。
これって本当は恋の歌だったのね、、。


それにしても、若いって良いなあ。


私はもう、彼との心友関係を壊す気はないけれど。
せめて逢えるチャンスは逃さないように。健康には気をつけよう。
この前のブログにはたくさん優しい励ましの言葉をありがとうございました。なんとか頑張ってリハビリ中です。


私も、、彼の人生を照らしてくれるように。千億の星に頼んでおこう。

睦月

もう1月も下旬になってしまいましたね。だいぶん出遅れてしまって、今頃、時期遅れのご挨拶になりますが、皆様の今年のご健康とご多幸をお祈り致します。


彼と年末のやりとり。
「うまくいけば、2月に会えるかしら?ちょっとでもお目にかかれると嬉しいです。」と私が書いたら、彼からの返信には。
「うまくいけばいいですな。」と書かれていた。


あれ?彼も会いたいって思ってくれてる?
、、という事にしておいた。何事も前向きに、良いように解釈しておこう。笑


1月になり。彼のお父様の一周忌が巡ってきた。
去年の1月、彼、本当に心配になるくらい落ち込んでいたなあ、、と思い出す。
2月の初めに彼の誕生日があるので、その誕生日のプレゼントを何にしようかすごく考えていたんだけど、いっそのこと、お父様の一周忌にお花を送る事を誕生日プレゼントの代わりにしようかな、、って考えた。
それで、メッセージを添えて、一周忌のお供えの花を彼の自宅に送った。


彼からは、すぐにお礼メールが届いた。
「お心づくし、かたじけなく。
母が、どちらにお礼状差し上げればいいのかお知らせ頂きたいと申しております。
どうぞ、お知らせください。」
なんて書かれてた。
さすがに、私の自宅宛に送って、何か差し障りがあってはいけない、、と気を使ってくれたかしら。そうそう、自宅に送られるとちょっと、、正直困る。


それで、こんな風に返事した。
「お花、無事に届いてよかったです。
お誕生日プレゼントの代わり、、と思ってお送りしましたので。気になさらないでください。少しでもお母様のお気持ちが安らぐといいなあ、、と思いました。
ですので、お礼状とか、お気遣い無用ですので。
それでも、、という事でしたら、メールで送っていただくか、もしくは、今度お会いする時にあなたが預かってきていただければ、、と思います。」
と書いて送った。


そうしたら、彼からはまたすぐに返信があった。
「ありがとうございます。母も、殊の外、喜んでおりまして。では、今度、会える時に、ということで。」
って書かれていた。


これでまた、2月に逢える確率はちょっと高まったかな??雪が降らなければ、、だけど。


彼にとって今、一番大事なのはお母様だから。そのお母様が喜んでくださったという事は、なによりも良かったと思う。誕生日プレゼントの代わりに、一周忌のお供えの花にしてよかったかな。
花って見てて心が安まるものね。


この前、アマゾンプライムで、なんとなく『マチネの終わりに』を見てみた。
以前、ムラゴンのお友達で、この原作本を読んで良かった、という人がいたので。彼女はここを去ってしまったけど、今頃どうしてるかな、元気かなあ、、なんて思いつつ映画を見ていた。


福山雅治と石田ゆり子だから絵になるよなあ、、なんて思いつつ。
でも、なんとなく引き込まれて一気に見てしまった。
そうそう、こういうすれ違いでお互いに誤解してしまう事、あるよね。
そして、人生って思い通りにはいかないものだ。
でも、それでも。勇気を出して違う道に一歩踏出す事だって、できない事もない。
みんないろいろ失敗だらけなんだよね。でも、最後の最後まで、もしかしたら何か変えられるかも、、。


などと、いろいろとりとめのない事を考えつつ見た。ラストも良かったな。


評価の分かれる作品かもしれないけど、私はすごく好きだった。『マチネの終わりに』。
音楽も風景もすごく素敵だったし。
大人のラブストーリー。見ごたえがあった。

どうかよいお年をお迎えください。

(すっかりブログの更新を怠っており、ごめんなさい。なんだかんだと忙しく過ごしてます。でも、ちゃんと元気に生きてます。ブログも、放置気味だけど一応続けるつもりはあるんです。長い目で見てやってくださいね。)


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11月後半、実は実家に帰る機会があった。実家の母のお世話をするため等、用事があって帰省した。でも、彼に逢う機会はなかった。


そもそも時間が少ししかなくて。それでも無理すれば1時間~2時間くらい、彼に逢ってお茶くらいできるかな、、とも思ったんだけど。休日で、ちょうど紅葉の時期。道路が混むのはわかっていたし、彼に渋滞の中、車で来てもらってもなあ、、1時間ほどお茶できるくらいだし。そんな事を考えて、迷って、結局彼に「逢いたい!」って言えなかった。遠慮しちゃった。本当はとっても逢いたかったのに。


なんだか、言い出せなかった自分にもクヨクヨしつつ、実家でいろんな用事を済ませていたんだけど。なんと、実家で、昔の自分の部屋の片付けをしていたら、宝物を発見しちゃった!

彼に昔もらった年賀状を発見しちゃった!私がまだ社会人1年生の頃にもらった年賀状。ちゃんととってあったんだ。これ、すごい発見!
あんまり嬉しくて「宝物発見!」と彼に写真を撮ってメールしちゃった。


彼からはわりとすぐにお返事がきた。


なるさま


あら玉の 初春を ことほぎ まつる


ですね。いや、お恥ずかしい。若気の至りで。

、、、だそうだ。(実はちゃんと読めなかった。汗)その後、ちょっと変体仮名の事などを解説してくれていた。


もちろん、めちゃめちゃ嬉しくって、大切にこちらに持ち帰ってきて、時々眺めてる。


その後、12月に入って、なんとか年の暮れギリギリに、彼に電話券をおねだりして、先日無事に電話する事ができた。


電話したら話しが尽きる事がなくて。やっぱり40分くらいず~っとおしゃべりしていた。
「あの年賀状、何年頃のだった?」って彼、ちょっと気にしてた。
「え~っとね、私が社会人1年生の頃だったと思うよ~。」というと、「そうかあ、、。」って、ちょっと納得していた。


思えば、20歳の頃に切れちゃったわけではなく、独身の頃はまだちょっとだけ、年賀状くらいではつながってたんだなあ、、ってしみじみ思い出した。
あの頃は、今みたいに、携帯電話もなければメールもなく。もちろんSNSなんてものもなかったから、本当に細い糸で繋がってても、関係なんてもろいものだったんだなあ、、としみじみ思う。連絡を取るのが郵便くらいしかなかったんだもん。
今のように、SNSとか携帯電話とかあれば、また違ってたんだろうなあ、、。


そんな話やあれこれしながら、思い切って彼にお願い事をした。


「来年の話をすると鬼が笑うけどね、、。あの~。2月の○日頃にね、今度は帰省しようと思ってるの。その時にね、大丈夫だったら逢いたいなあ、、。」とドキドキしながら伝えた。


「だいぶん先の話やな。」って彼。そ、、そうだよね。それはわかってる。


「まあねえ、、先の話だからわかんないけど。予定も変わっちゃうかもしれないけど。雪が積もってたら無理と思うけどね、、でも、もし雪も大丈夫で、予定も入らなかったら、逢いたいな。」と、ハッキリ伝えた。


「この冬は雪が多そうだけどな~。でも、もし大丈夫なら。○日。わかったよ~。」と、彼も言ってくれた。


来年の2月の事なんて、先すぎて。どうなるか全然わからないけど。でももしかしたら逢えるかも?って思うと、それに向かって頑張れる気がする。もしダメならその時は仕方ない。でも約束があるって思うだけで前向きに頑張れると思うから。それだけで、胸の奥がちょっと暖かい。なんだかドキドキして楽しみだ。


今年は、5月と8月にちょっとだけ彼に逢えただけだけど。とっても嬉しかった。短くてもとても良い思い出。
こうやってブログに残しておくと、読み返して思い出せるのが良いなあ。私にとって、本当に大切な思い出だ。


そして、ブログのお友達にも何度か会う機会があって、その事も、とても嬉しい1年だった。


今年も1年お世話になりました。読みに来てくださったり、励ましてくださったり。とてもありがたかったです。本当にありがとうございました。
来年も、なんとかぼちぼちたまに更新できればなあ、、と思っています。またのぞきに来てくださると嬉しいです。
皆様、どうかよいお年をお迎えください。