あの空の彼方に

長い間封印していた想いが突然復活してしまった、、。消し忘れた想いについて、こっそり書き留めるブログです。(逢瀬記録などは、一定期間後随時非公開にしますのでご了承ください。)

桜の樹の下で

久しぶりに、彼と電話で話せた。
電話できそうなタイミングがあったので、彼に「電話券発行してほしいな~。」ってメールしたら、OKの返事がきたので、誕生日の前日に、桜の樹の下で、彼に電話をかけた。


「誕生日おめでとう!」って彼。いやいや、一日早いから。
「え~。誕生日は明日!まだ○歳になってないから!」って言うと。
「早くこっち側においで~。」って。
おめでとうと言ってくれるのは嬉しいけど、なるべく誕生日を迎えるのは遅くあってほしいのが女心ってもんよね。笑


彼とは、すごくいっぱいおしゃべりできた。
気づけば1時間以上ず~っとおしゃべりしていた。ちょっとタイムリミットがあったので、私の方から電話をおしまいにしちゃったけど、久しぶりだったので、話がなかなか止まらなくて。


彼のお父様が亡くなった時の話。お母様の様子。彼の寂しい気持ち。いろんな事をいっぱい話してくれた。
私は、うんうんって聞くしかできなかったけど。心のうちをいっぱい話してくれたので、それはとても嬉しかった。
このままず~っと何時間でも彼の話を聞いていたい、、って思った。叶わなかったけど。


彼、一度だけお父様の夢をみたらしい。お父様がいたので、「一緒にワイン飲もう。」って言ったら、お父様が、「あの事故の後、あっちこっちに顔出してるんやけどな。どこに行ってもみんなが一緒に飲もうっていうから、飲み過ぎたし疲れたわ。」って言ったんだって。
それで、お父様に「そうかあ、疲れたんやったら、もう寝たらいいよ。」って。お父様を寝床に連れて行って肩をさすってあげてたんだって。そこで目が覚めたって。


「きっとお父様、本当に来てくれてたんだよ。それで、お父様があちこちいろんな人に挨拶に行っておられたんだよね。あっちこっちで飲め飲めってお酒を供えてもらってたから、飲み過ぎちゃったのかもね。」なんて。
そんな話を彼としていた。
「夢でも会えてよかったね。」って。彼に言うと、彼は、「うん」ってうなづいてた。


お母様はまだまだ悲しみから立ち直っておられないようで、それを見ているのもつらい、、と彼が言っていた。
でもきっと時間薬で。だんだん元気になってこられるんじゃないのかな。
彼自身も、まだまだやっぱり悲しそうだったけれど。それでもいろんな心のうちを話してくれたので。そういう話をする気持ちになってくれただけでも良かったのかな、、って思う。


電話の最後に、「旦那さんと仲良くね。円満にね。」なあんて余計な事言われたけどね。
「考えとく。」って言っておいた。


本当、彼にとっての私は、恋人ではなく、完全に親友。
でもまあ、親友だってかけがえのない存在だものね。
親友でもいいかな。お互いに大切な存在であれば。
とも思う今日この頃。


でもね、、やっぱり、電話する時はものすごくドキドキして動悸が止まらないんだけどね。


早く逢いたいなあ。